ヨガをやめたい!ヨガインストラクター養成講座中に悩んだ私の経験!

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元ヨガ講師のあやです。

ヨガインストラクター養成講座を受講したのはいいですが通常業務とも並行して受けていたので私にとって毎日が覚えることの連続で何もかもがギリギリの状態でやり過ごしていました。

ヨガインストラクター養成講座を受け、自己練習もしつつ先輩たちから指導を受けることになります。

 

先輩たちはすでにレッスンを持たれているので、ガチガチのプロです。私は、人見知りで人前に出て発言をするなんて生まれてこの方やったことがありません。

まずは、緊張しまくりなところをなおさないとなと思っていましたが、レッスンに入ってしまえば集中で恥ずかしさなどを忘れていました。

 

先輩達から指導を受けて、私がぶち当たった壁について見ていきます。

ヨガインストラクター養成講座に合格するまで

 

とりあえず、何から始めたらいいのか分からなかったので、会社の先輩方にどうすればいいかを聞きました。まずはウォーミングアップの順番を覚えるところからのスタートです。

ウォーミングアップの順番を覚えたら本番さながらに先輩の前で発表することになりました。

 

AYA

みんなの前で発表なんて無理~!!!!

と思っていましたが実際にレッスンを持ったらそれが毎日続くのですからやらないわけにはいきません。

 

私は、ウォーミングアップは簡単にできると思っていました。現実はそう甘くはありません。ここで私は、ヨガインストラクターというより人に教えることがどれだけ難しいことなのかを実感することになります。

 

みんなの前で指導するということは、右と左を反対に言わなければならないのです。例えば、左の足を引き寄せながら「右足を引き寄せて」というふうに。

私はここで最初の壁にぶち当たりました。練習を始めると頭が困惑してしまうのです。

 

どうしても頭の中で考えるため、数秒間ではありますが動きが止まってしまいます。その数秒間というのは、ヨガを受ける方にとっては「?」と困惑させてしまうので初歩の初歩でつまずいてしまいました。

これが教える側と教えられる側の決定的な違いでもありました。

 

先輩に練習に付き合ってもらうにしても、右と左がきちんとできていないと話にならない。仕事から帰って夜中まで繰り返し繰り返し練習をしました。なんとか形になってきたところで、ベテランの先輩方にお披露目をする時がきたのです。

 

みんなに見られているという緊張感もあり、棒読みでウォーミングアップを披露しました。すると先輩方はフィードバックをくださいました。せっかく覚えたウォーミングアップに修正を入れていただくことに。

こちらとしてはこれでいけると勝手に思っておりましたから、少々へこみました…。(笑)

 

しかし先輩の言うことだから素直に受け入れて修正をしていくことに。

 

次回のチェックの時までにウォーミングアップを完璧にしておくことと、アーサ4個のうち2個を披露するという宿題を頂いてその日の練習は終わりました。

夜中まで付き合って下さった先輩に感謝、感謝です。

 

AYA

自分だけで練習をしていると、伝わっている!と思いがちですが他の人に聞いてもらうと伝わっていなかったり、どうすれば分かりやすくなるかのフィードバックを貰えます。誰かに見てもらうことは本当に大事です。

ヨガをすることが嫌になってきた・・・

 

さぁ、先輩に言われたことを頭に入れつつ、練習を始めていくことになります。

とはいうものの、日々仕事をしていく中にヨガの練習も取り入れていくとなると大変でした。別件でレポート提出などもあり、休日が休日になっていないほど仕事・仕事の毎日…。時間を見つけては練習しました。

 

いよいよ、先輩方へ披露する時がきます。ウォーミングアップは、とりあえず合格◎次は、いよいよアーサナです。

 

まずは、仰向け両膝ねじりから。「すねと大地を平行にして」という表現を使ったら、分かりにくいようでした。「膝の角度を90度にして」というと伝わるようでした。

ヨガのキューイングで難しいのが、どういった言葉を使えばお客様に理解してもらえるのかということなのです。自分だけ分かっていても、アーサナをするのはお客様。伝わらなければ意味がないのです。

 

伝え方を修正することと、ポーズの展開をスムーズに言葉にしないと動きが止まってしまってやりにくいみたいだったのでまた新たな課題を頂き、呼吸法からリラクゼーションを自分なりの表現で完成させてくることが宿題となりました。

 

またそれから練習を続けていたのですが、少しずつヨガの練習がきついな~しんどいな~と感じるようになりました。

 

ヨガが大好きで始めたはずなのに、いつのまにか ”ヨガをしなければいけない” と思う自分がいたのです。完全に楽しめなくなっていました。上手く言葉で説明ができない自分、体が硬くて思うようにポーズが取れていない自分、私はいつの間にか ”できない自分” ばかりを見るようになってしまっていたのです。

 

本来の自分に立ち戻る時が来ていたのです。

なぜ私はヨガを始めたのか。まず最初は、運動不足解消という目的で始めました。そこから昔から興味のあった精神世界とヨガが近いことを知ります。

そしてヨガで自分自身と向き合うことによって心が落ち着いてもいました。

 

AYA

沢山の人にこの心地よさを味わってもらいたい。

私のヨガの原点が癒しにあったことを思い出しました。

 

そうか、自分らしく自分のペースでやっていけばいいのだと思えるようになりました。私は、人に伝えられることは少ないのかもしれない。けれども、私の短い人生で経験してきたことをヨガとしてこれから表現していこうと決めました。

他人と比べることなく、ヨガインストラクター養成講座を受け始めた自分と今の自分を比べてできているところを見るようにしようと思い、それから以前に比べて楽になっていきました。

 

ヨガを続けていると自分のできる限界だったり、できていない部分に目がいきがちになります。そのときに”あっ!”と立ち止まって、自分の成長できた部分にフォーカスすることをおススメします。

私は悪い方に目がいきがちなので苦労しました。ヨガレッスンを始めてもずっとつきまとってくると思うので早めに気持ちの切り替え方を自分なりに見つけておくと後々、対処しやすくなりますよ~^^

最後まで読んでいただき感謝します。
writer♡あや